「ジュウクンドー」 それは宇宙最強の近接戦闘銃術
早朝から新番組「デカレンジャー」を絶叫しながら観た。
やり過ぎ。
冒頭のデカ重機の移動では「パトレイバー2」の神奈川県警交通機動隊の
レイバー、ロードランナーを思わせる描写が。
高熱排気で大気を震わせながら飛来する航空マシン描写も重厚。
ちなみに番組開始早々の事件は宇宙人によるオーソドックスなバスジャック事件。
しかもなにやらキナ臭い裏事情での犯行。
犬の長官アヌビス星人の指揮の元、地道な事件の聴き込み捜査が開始される。
戦隊モノなのにやっている事は「太陽にほえろ」か「特捜最前線」。
なぜか番組中には宇宙婦警の入浴シーンまであり、いろんな層を飽きさせない
演出にまみれている。
噂のデカレッドは初っ端から「宇宙マッドマックス」状態。暴走宇宙人と
カーチェイスの末、殺された宇宙刑事たちの復讐で逃走犯人を爆殺処刑。
そしてデカレッド、地球へ赴任。
赴任早々、見せました。
宇宙銃拳法!!!!「ジュウクンドー」!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これがまた一片の曇りも無いぐらいに「ガン=カタ」!!!!!!!!!!
かつていただろうか?二挺拳銃で戦闘員を殺しまくる戦隊ヒーローが!!!??
しかもそのアクションは紛れも無い「ガン=カタ」で!!!!!!!!
その「ガン=カタ」ぶり、期待どおり、いや期待以上のモノだった。
「ジュウクンドー」の一連の銃撃では、「リベリオン」でクリスチャン・ベールが
魅せたアクションを随所に織り交ぜ、またワイヤーを駆使したその跳躍射撃は
攻撃力が120%向上している。
戦闘員の集団に取り囲まれれば、これもまた「ガン=カタ」よろしく縦横無尽に
射殺していく。
クライマックスは垂直な壁面を、高所から駆け下りながらの銃撃。
さすがにこれは「グラマトン・クラリック」といえども真似できない。
そしてデカレッド、逮捕し、聴取しなければならない犯人を勢いで射殺するという
大失態を演じる。仲間の非難の鉄拳制裁にも拳で応えるバイオレンスガイ。
とにかく「犯人=射殺」という簡単な公式で頭が動いている、「ワイルド7」か
「特命刑事:マッドポリス」、もしくは「大門軍団」かっていうような
必殺処刑コップぶり。
これからは日曜朝7:30が熱い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いやあ、本当、「デカレンジャー」凄かった。