ゴッゴル学園48時間アワー
どんな話だったか、すっかり忘れてた。
第4話:「ヨンエ・更科・デーウーと眞理亜・ドラグノフ」〜中編〜
テニスコートの中央でキスを交わす二人の少女、ヨンエ・更科・デーウーと眞理亜・ドラグノフ。
お互いの口中を舌触りと粘液で愉しむ。熱く絡みつく、長い静寂の中での官能の接合。
史子の碧眼は一瞬たりとも二人から視線を外せなかった。冷たくなった木々を過ぎる風が、
史子の長い金髪をそっと舞い上げる。
上気した頬に当たる風が、史子の漏す熱い吐息と溶け合い、淫靡な湿りを含みながら吹き去っていく。
史子は慎重にスカートの中の指を動かした。すぐにでも絶頂を迎えてしまいそうだった。
まだまだよ。
史子は、二人の生徒の行為がこれよりも過激なものに展開するのを予感し、期待していた。
眼鏡のレンズが史子自身の熱気に曇り、白い肌は真っ赤に紅潮している。
ピンクの唇はうっすらと開き、口中には止め処もなく唾液が溢れ、何度も音をたてて飲み込む。
性器にあてがわれた指、ショーツとストッキングの中で勃起したクリトリスをゆっくりと爪先で
引っ掻く。
風で乱れた金髪をかきあげたその手で、漆黒のスーツとブラウス越しの胸を弄る。
衣服越しに大きく膨らんだ巨乳の先端を、人差し指で円を描くように刺激する。
自らの胸と性器の愛撫に両手を塞ぎ、前屈み状態で身をよじる史子。
このまま膝をついてしまいそうだった。
理事長の劣情の対象となっているとは知らず延々お互いの口を塞いでいた少女たちが、ようやく
その唇を引き離した。
余韻を愉しむのか、名残惜しむように伸ばした舌先がまだお互いのピンクの先端を捉えている。
艶やかな唇に粘液の糸が幾筋も光る。
蕩けた表情の眞理亜・ドラグノフ。しかし眼だけは挑発的にヨンエをみつめていた。
薄く日焼けした顔の鼻先からピンク色に染まり、澄んだ碧眼がうっすら濡れている。
風が吹き、眞理亜のスコートがふわっと膨らむ。純白のアンダースコートに包まれた大きなお尻。
生地からはみ出した白いヒップラインの丘が史子の股間をさらに熱くした。
舞いあがったスコートが再び美しい眞理亜のヒップを覆い隠そうとしたとき、スコートの端を
ヨンエが掴んだ。
眞理亜が囁く。
「ヨンエ、我慢できなくなった?」
コクリと無言で頷くヨンエ。硬く緊張した表情。顔を紅くしながら眞理亜の肩を抱き、背中に伸ばした
手で、スコートをたくし上げる。再び露になる眞理亜の肉感的な下半身。
ヨンエの手のひらが眞理亜の弾力を求める。大きな丸みを、貪るように弄る。
生地の上を滑る感触。肉の圧力で押し上げられたアンダースコートが大きく揺れる。
ヒップラインを上方へとなぞり、白い肌との境界まで上げられた指先は、再び下方へと滑る。
今度は生地越しではなく、アンダースコートの中に手を挿し入れて。
後編に続く。
文章がワンパターンだと書いてても飽きる。