「恐怖新聞」
深夜、レンタルで借りてきた「予言」「感染」を鑑賞。
「予言」、なにかと思いきや「恐怖新聞」の映画化作品だった。
ラストのちょっとしたシーンで、「新聞」に抗った三上博史の、そのボケ潰し的な「抗い方」に何故か爆笑してしまった。
原作と若干設定は異なるが、テンションに関しては大体おんなじ。
音楽は川井憲次。雰囲気的に「リング」、もしくは「廃棄物13号」みたいな旋律。
押井監督以外と組むと、川井憲次は定番みたいな曲造りしかしないようにみえる。
押井監督以外の監督はOSTに何の演出的関心・拘りがないのか、たんに予算の問題なのか。
押井監督作品の川井サントラはとにかくどれも強烈に印象的なのだが、他の曲は
ただただ川井節だと判ずるにとどまる。
オイラ的に押井監督作品以外のサントラで「これは!」と思ったのは「デビルマン」くらい
しかない。
もっとも、ただ単にオイラが押井監督作品のサントラしか聴いていないせいなのかもしらんが。
「感染」は、テレビCMにてオイラの目の前で延々と日本全国津々浦々の美味しいモノを
食いまくる食いしん坊俳優・佐藤浩市がぶっ壊れていくサイコサスペンス。
登場人物全てが不条理にぶっ壊れていくザマを延々観せられる、神経戦のような映画。
二作観て、死んでいる幽霊よりも、生きてる人間の方が666倍おっかないわいと思った。
どちらともとりあえず日本ホラー映画らしく陰湿で陰険。
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ハードコアソリッドオカルト漫画。
三上博史もロックぶりでは負けていない。