PRIDE GP 2005ミドル級第ニ回戦

PS2のコントローラーを握ったままぽっくりデメント死してるところをクライシー師匠の
お迎え電話で蘇生してもらい、さいたまスーパーアリーナへ。


到着したらば「さいたま新都心のヴィナウォーク」と評判のコクーン界隈をぶらぶら。
カンフー映画で乱闘の舞台になりそうな中華レストランで昼ごはん。
エビチリやら黒酢酢豚やら冷し中華やらゴイスな量食べる。
ひょっとしたらこういう食べ方が肝臓がぶっ壊れる原因かしら。
さいたま遠征と寝不足と暴食でゲロ吐きそうだ。


コクーン内のでっかい本屋で暇潰し。hitomi姐さんのロ―レグブルマ写真集欲しい。



16:00、大会開始。
高田総統、じゃなかった統括本部長が冒頭挨拶。開口一番、「ゲロ吐きそうだ」と言う。
観客席からのフライング「出てこいやー」に「ちょっと待てや」の切り返し。
高田総統の演説で鍛えた臨機応変トーク術を発揮。


洗練されたオープニング映像、そして高田総統絶叫「出てこいやー!!!!!!!!!!!」
でニ回戦開始。



第一試合から我らがソヴィエト赤軍、精鋭空挺サルダートのセルゲイ・ハリトーノフ登場。
入場時に見せるシャドーにすらモザイクが必要。放送不許可のソヴィエト赤軍の軍事機密。
対したペドロ・ヒ―ゾ、ハリトーノフスペツナズ鉄拳を全部もらいマットに沈む。
あまりに一方的かつ冷酷非情なソヴィエトの覇権主義をみせつけた。



第二、第三ではマウリシオ・ショーグンアリスター・オーフレイムがそれぞれ進出。
ホジェリオ、ボブチャンチンが退けられた。PRIDEの勢力図が変わろうとしている。
我らがシャゴホッドボブチャンチン、「紅い眼鏡」と共に入場、「秒殺シマース」と微笑み
宣言するもダッチ・サイクロンのフロントチョークでタップアウト、秒殺サレール。無念。
試合の流れのなかでボブチャンチンがみせる隙をオーフレイムがスルリと突いた一瞬の出来事。
まさかボブチャンチンもこうなるとは思ってもみなかったのだろう。
ミドル転向した新生ボブチャンチンには優勝してもらいたかったが残念。


アルティメット・フォース:孤高のアサシンミルコ・クロコップ、ヒョ―ドルの放った鉄砲玉をアサシン。
親分ヒョ―ドルとの直接対決を高田延彦に「僕と真剣勝負してください!!!」と田村潔司気味に直訴。
高田総統の「ヒョ―ドル出てこいやー!!!!!!」に皇帝呼応、8・28決戦を承諾。


ついでにミルコ、自身の主演作を大会中に宣伝。「セガール」「ヴァンダム」「ドルフ・ラングレン
といった偉大なる先人たちの到達点、「テレビ東京12チャンネル」の芳醇な香り漂う作品に仕上がっている感じ。こいつはヤバイぜ!!!

ミルコ・クロコップ、遂に12チャンネルへ進出!!「ヴァンダミングアクション」を越えた
「クロアティックアクション」が炸裂する!!!!!!!



「ようこそテレ東という名の戦場へ。俺がテレ東統括本部長のセガールだ。」







田村潔司兄さん、滝本と噛み合わない試合。とにかく眠かった。UWFもなにも無かった。



柔術マジシャン・ホドリゴ、公式記録312戦無敗なるヒクソン経歴の寝技の錬金術師(ネワレン)、パウエル・ナツラを下す。



第七試合、桜庭とヒカルド・アローナ正面衝突。アローナの攻めは凄惨を極めた。
桜庭、顔面破壊の末ドクターストップに。試練は常に桜庭とともにある。



第八試合、ヴァンダレイ・シウバ中村和裕、とにかく惜しまれる中村の敗戦。
中村、シウバの目の前で柔道着を脱ぎ捨て、その迂闊な一瞬の隙をシウバは見逃さなかった。
均衡を崩し、徹底的にバランスを崩壊させて一方的な勝利をものにするシウバに戦慄。
試合中、中村は巧くシウバに踏み込ませないバランスを保っていたが、自らそれを崩したのは
、シウバに対した真剣勝負の中での甘さと弛緩の結果。とにかく残念。





帰宅後ちょろりと寝る。起きたらばテレビで緑色の団体。
ぼーっと眺めてた鈴木みのる佐野巧真戦で、なんでかしらんが感動して泣いてしまう。