開放水域
「オープンウォーター」観たり。
おっかねえー。
最悪の光景が延々続くよオープンウォーター。
うようよいるよオープンウォーター。
死んだほうがマシだよオープンウォーター。
地味ながら、そのキャメラワークがなかなかに味わい深く、
「素」と「演出」の狭間の映像、例えるなら「食人族」の
ようなテイストの画造り。素晴らしい。
21世紀のモンド映画。
とにかく鮫がおっかない映画。
特典映像、制作人・キャストインタヴュー。リアル手作り自主制作映画。
お金が無いどころか、スタッフすらいやしない。
制作と監督は夫婦とな。それ以外のスタッフが見当たらない。まさにホームメイド。
特典企画映像「わくわくサメランド」では、サメに魂を奪われた「海のムツゴロウ」さん
たちがサメは安全で希少で人間のお友達とアピール。
サメで命を落す確立は、チェーンソウ等の危険家電よりも低いとアピール。
そりゃそうだろう。サメはその辺うろついてるわけではないからな。
とにかくサメは安全、サメは仲良しと、にこやかかつ、どっか他所の世界を見てるような眼で
訴える。
年間70人のサメ事故の死亡者数はこの人たちにとってはとるに足らない数字らしい。
それにしてもなんでこういう人たちって盲目的で偏執的で病的に見えるんだろう?
なんぼサメが安全でも、サメの営巣水域に取り残されるのはご免したいものよ。
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