あきら先生とマチコ先生

だらだら。しててもしかたないので、巷のエロストレンドナウを探りに出掛ける。



オタクのエロス静脈瘤・アキファヴァラ。


本日の購入物。
水城まさひと先生の『エン女医あきら先生』9巻:
いよいよ9巻。ずいぶんと続いたモノよ。野呂先生との距離が狭まるにつれ、
作中にも濃密なエロスが漂いだしてきた。
表紙を開いた次の瞬間には大胆水着もエロエロしいあきら先生の悩ましい肢体が。
またあきら先生のエロ漫画でも描いてみようかしら。ってなぐらいに今のあきら先生はエロい。

エン女医あきら先生 9 (まんがタイムコミックス)

エン女医あきら先生 9 (まんがタイムコミックス)


えびはら武司先生の『まいっちんぐマチコ先生ヌード写真集2』:
マチコ先生のヌード画集。案外「あきら先生」のエロスって、画的な感覚としてマチコ先生と
共通するモノがあるのかもしらん。



中村博文先生の同人誌『オーラレインの金の髪』:
某大手同人古書店にて購入。この店の再価格設定には一抹の不信感。
モノの価値というものをあまりにも馬鹿にしてはいまいか。
高額だった商品が価格の再設定により手に入れ安くなるのは確かにありがたい事だが、
あまりにも極端過ぎる。よほど処分に困っているのだろうか?
この本も中村文博先生の価値としては廉価過ぎる二束三文な値段で手に入れた。
確かに薄っぺらい同人誌ではあるが、この店の価値観を疑う。
あるいはこれが今の消費の潮流に対応した妥当な設定であるとしたのなら、
オイラは消費嗜好の方向性そのものを疑う。




市場の嗜好は多様化と拡散の一途を辿り、その実、ほとんどが亜種の無制限な増殖と、
僅かな差異の価値で嗜好の共食いをしている状況に見える。
限られたヒットの法則と、それに乗った多過ぎる作品群。
このアキファヴァラのトレンドとイコールともいえる『萌え』嗜好のサヴァイヴァル圏から
逸脱した作品・商品に価値をつける感性が、そもそも消費者に無いのだとするのなら、
それこそが最たる問題点。





個人的な視点でみる限りの未熟な価値の作品が、素晴らしい本質を持った商品を
押し退けてメインストリートに鎮座しているのは、いかがなものかと思っている。
『商売』として問題がなくとも、これは『文化』として問題なのである。