『あんたはすごい。タフで、クールで・・・やさしいよ。』

ウルトラヴァイオレット』観たった。
最高のバンド・デシネ。最高の香港ノワール。最高の近接戦闘銃術。
ややテンションを阻害する、『イーオンフラックス』のようなアンバランスさも
感じられたが、気にするような事でもなし。
細かく気にしだしたら突っ込みドコロだけで終わってしまうかもしらん。



素直にこのマンガみたいな映画をマンガとして愉しめれば、それが吉。



特筆して不満があるとすればクライマックス。
やはり『リベリオン』を超える事は出来なかった。
ニック・チンランド、良い顔してて、さらに劇中思わせ振りなスゴ腕ぶりも見せるのだが。
正直、あのクライマックスは頂けない。



リベリオン』は唯一にして無二、比較のしようもないのだけど、
ともあれ、なんだかんだと愉しめたし、特に期待を裏切られたとも思わない。




以下雑記。
:最新のガンカタは、自らが銃器武装をする事無くその威力を発揮する事が出来る。
:前作に引き続き、『ブラックホークダウン』のウイリアム:サンダーソン:フィシュナー登場。
:ミラ・ヨヴォヴィッチがエロい。腰廻りの苛烈なフェチ描写。
:鉄砲、メカのデザインはぞんざい。
:異次元コンシールドはありきたりかもしらんが異次元ローディングが良いかもしれん。
インファナル・アフェア
:まんま『マトリックス』なシーン有り。


リベリオン -反逆者- [DVD]

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本日初日にもかかわらず館内は閑古鳥。観客は10人もいなかった。
お隣の大スクリーンでは、おトムの『MI:3』先行。おそらくお客のほとんどがそちらへ。



予告編で『サイレントヒル』。おっかなそうだ。


ロビーでマイケル・マンの『マイアミヴァイス』のチラシを大量に強奪して帰ったった。