第二次中野攻略戦

昼。
秋葉原。エチゴヤに出向くも89式の店頭販売はすでに終了。
地元で探すしかあるめえ。


15:00。
中野駅。グラジーニョ監督、バラライカさんと合流。
中野アンダーグラウンド:『中野ブロードウェイ』へ潜行。



中古漫画書店にて大宮直依先生の『ワイルドラン』全2巻と長谷川裕一先生の
コミック版『童羅』購入。
『ワイルドラン』、すでに部屋に数セットあるはず。ひどく気の毒な値段で売られてたので
買い取り。絵に描いたような昭和のナンセンスラブコメディ。



傑作『童羅』にて長谷川先生は卓越したポルノ演出力を見せつける。
基本的にその内容は『デビルマン』。半人半魔の少女を襲う陵辱劇は、クライマックスで
秘められた暴力性を発揮する少女の闘争劇へと変貌していく。



芸能古書籍専門店にてレー・ネフェルと兵藤まこ様のグラビアを収録した「GORO」を発掘購入。
兵藤まこ様のヌードグラビア収録本は比較的美品。過去に入手した2冊よりも状態が良い。



音楽ソフト屋にてゼノサ―ガⅢサントラ購入。ゲームはいまだ手付かず。






だらだらとブロードウェイ内のオタク露店を端から端まで見物。
オタク趣味が衰退したと豪語したるカワさんに果たして愉しめて頂けたものか。



道中、『二次元の創作人物に愛情を注ぐのはナンセンス』というカワさんの二次元愛玩批判。
これまでがこれまでだっただけに、どこまで本意なのか解らない。
何故合理的に割り切れない感情的な事象をつまらない言葉で切り捨てようとするのか。
そのオンオフ的な言動はいまだ健在の様子。
言葉がオンオフなのに行動が極めて曖昧だからオイラにつけ込まれるのだ。



カワさんは常に『宣言的』に言葉を発するが、それを即座に翻すのも常。
しかも宣言的に翻す。
カワさんにとって宣言は『言うだけならタダなので言ってみた』程度のモノで、確固たるLAWではないのだ。
LAWに無い事を宣言してみせるからオイラに不誠実となじられるといった具合。





もしこの言が本意であるならば、カワさんにとってキャラクターは愛情を注ぐ対象ではなく、
ただの消耗品にまで成り下がっている。
愛情を一転させて完全否定にまで貶めようとする急激な嗜好スタイルの転身に、
カワさん自身へダイレクトに干渉している激動のリアルが滲み出ている。
とある状況を迎えた人間にみられる、実に解り易い嗜好切り捨ての一端であり
これが言うトコロのオタク趣味の衰退として感じられておられるのだろう。



オタク趣味が衰退している訳ではない。変わったのは愛情の配分量。
急激にリアルへ廻す愛情量が増加して、二次元に手が廻らないだけだ。
言いかえれば、それだけの愛情をこれまで純粋にキャラクターへと注いでおられた方。






3時間を超えてのダンジョン徘徊の後、第1次中野攻略戦の際にも使用した秘密会合場にて
中野査問会開始。
グラジーニョ監督が参加した事で、果たしてカワさんにとっては悪魔が2匹に増えたように
見えたであろうか。




恨み節が減り、幸せ自慢が激増した割には一向に寝言が減らないカワさん。
巧くない言葉の選択、構成、なによりも整合性が相変わらず欠けている。
意味の無い言葉の取り繕いを常時行うので、常にそこを抉られる。
したり顔で寝言のキメ台詞を吐くという最新のテクニックを披露されるに
至っては、凄惨な罵声をオイラから徹底的かつ残虐に浴びせられる始末。
しかして充実した私生活の為か、痛覚は確実に麻痺されているご様子。
その麻痺した神経を『余裕』と感じておられるらしい。
完全にこの余裕のモルヒネが効いた無痛覚状態のカワさんに、
オイラの駆使したる言葉の暴力が痛みとして届かないのも無理は無し。
何を言われたかも憶えてはおられまいて。



ならば見え透いた小細工も虚言癖も全部捨てて、もっともっと素直にその幸せを
謳歌してもらいたいものである。
なにより、その幸せを共有する相手に対して誠実であって欲しい。



とりあえず今のこの局面においてだけでも、『よそ見』をするのは止めた方が良いと
思う次第。





罵声も尽きたトコロで査問会は閉会。