隠れキリシタンとむっつり右門

撮り貯め右門をだらだら眺める。


十二番手柄:殺しの容疑をかけられたる隠れキリシタンに息子を助けられた御武家が、
そのキリシタンを匿うお話。
禁制御法度の邪宗バテレンを匿いだてるは御家存亡に関わる一大スキャンダル。さすがの右門とてどうしてよいか解らず悩む。
結局御武家隠れキリシタンの男を息子共々落ちのびさせ、自らは主家に累が及ばぬ様、屋敷の門外で切腹



忠義と恩義の板ばさみ。
『侍』とは斯くも辛く因果な商売。泣けるわい。



十三番手柄:生き別れの金貸し婆さんと義賊の息子が対面。空白の年月を涙の大清算
実の母とは知らず盗んだ金を、最後はその母と一緒になって貧乏長屋にばら撒く義賊息子。
泣けるラストシーンのはずだが、どうもそのシーンの選曲が合ってないような気がする。


借金のカタに金貸し婆さんに持ってかれそうになる長屋の娘を救うため、勢い十手を婆さんに質草として
渡してしまうむっつり右門
伝六、櫛巻お由に『馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿』と詰られ、困る右門。