デモンストレーション『光学迷彩』

朝。
浜田省吾もかくやな具合にゆうべ眠れずに潜入捜査した挙げ句の有楽町。
ZEKEと合流して『光学迷彩』見物。


リクルート主催のエンジニア適職なんたら言うイベントのセミナー企画として、
光学迷彩』を開発した電通大教授とプロダクションI.Gの哭きの犬丸社長
による対談、そして『光学迷彩』の実演デモが行われた。

電通大:稲見昌彦教授と『哭きの犬丸』:プロダクションIG石川光久社長。



講演終了後、抽選当選者参加による『光学迷彩』デモンストレーション。
ZEKE共々当選したったので、ドキをムネムネさせて『光学迷彩』の作動を拝む。



が。



結論から言えば、デモで見せられたモノは『光学迷彩』ではなかった。
欺瞞の精度云々ではなく、そもそも人間の『肉眼』を欺瞞するようには造られていなかった。
発想は光学迷彩なのやもしらんが、現物は決して光学迷彩と呼んでいいモノではなかった
ように感じられる。



光学迷彩』っぽい効果を、デジタル上にてリアルタイムに再現演出できる、といった感じのモノだろうか。
なんとなれば、造った教授本人に『光学迷彩』たらん使い道の展望が無かったように感じられる。
完全密閉し視界が遮断された戦闘機の類の操縦席に、外部視覚情報をダイレクトに全周囲に投影する
『全天マルチスクリーン』のような使い方を指向するモノらしい。




とりあえずオイラの期待した視覚欺瞞技術では無かった。




ZEKEとぶつくさ言いながら、光学迷彩デモから離れてその他の発明品展示を眺める。
どちらかといえばそちらのハイテク発明の方が興味深かった。



ふらりと秋葉原に進出してリヴォルテックレヴィたんと、探してたマスターキートンDVDを買って帰ったよ。