近未来日本。敵討ち法成立。


本屋。
モデルアート増刊『ハイパーウェポン2007』購入。
セピアカラーで魅せる小林誠先生の美しいデザインワークス。
『ドラゴンズへヴン』のイクールが悩ましい。


ソフト屋。
装甲騎兵ボトムズレッドショルダードキュメント野望のルーツ』、
ガンヘッド』DVD購入。
死なぬはずがない。人間ならば!!!
野望のルーツ、シリーズ中最も好きな作品やもしらん。
多分本編よりも多く観ている。


ガンヘッド、明日発売トークイベントが新宿である。
ZEKEの都合次第で出撃するやも。


ミサイル射撃シーンを延々眺める。
CG技術の未発達な時代、すべて花火とワイヤーで
操演してるのだ。
まさしく職人芸である。



買い物帰り。
たまには映画でも観ようと、飛び込みで
フリージア』鑑賞。

刺激的なポスターを道端で見かけて以来、
気にはなってたが上映終了が迫るまで観る機会がなかった。


最終回上映、観客はオイラ含め二人だけ。
退屈な映画やもしれんと心配したが、
始まってみるとこれがなかなかに楽しめた。


主人公の無表情さが実に良い。
原作読んだことないけど、この機械的
キャラクターの造形が、作品世界の陰鬱さに
対し人間味を排して、鬱陶しさにもどこか
乾燥した感じを与えている。
ダークな世界ながらウェットな印象はなかった。



そしてやはり注目すべきは銃撃シーン。
射撃シーンが意外にも多く、正直期待以上だった。
とにかく劇中よく撃った。
発砲自体はおそらく全部CGエフェクトだと
思うが、撃つ様が実に良い。
なんでも主演の玉山鉄二は監督から
マイケル・マンの『コラテラル』DVDを
渡され、「おトムを超えろ」と言われたらしい。


劇中の射撃に込められているのは、
まさしく『マン撃ち』の射撃アクト。
無感情な主人公がみせる無垢なヴァイオレンス。


住宅街という日常風景のなかで銃撃戦を演じて
みせたのも良かった。



とにかく
退屈する事なく103分楽しめた。