『ディスイズスパルタ』
昼
『300』観戦。最高。
テンション上げっぱなしの人間パワードスーツ300機が
100万のペルシア軍勢を相手に大暴れ。
300VS1000000。
どう考えても多勢に無勢の兵力差。
しかして300人がひとり残らずレッドショルダーだったとした時、
この戦争がいかなる展開を迎えようや。
精強な兵士はたゆまざる錬成によってのみ造り上げられる。
遙か紀元前のギリシアから
アストラギウス銀河の彼方にいたるまで、
その真理は変わる事がなかった。
生まれながらにしての兵器。それがスパルタン。
スパルタの人間戦車運用はその昔
戦車漫画『ドミニオン』において士郎正宗先生も
語っていたように記憶する。
ラストは涙無くして語れず。
大殺戮を絵画の如く見せる映像美術も
実に素晴らしかった。
予告で『ベクシル ―2077日本鎖国―』。
日本鎖国という扇情的なコピーで
ちょろっと期待したのも束の間。
どうやら『アップルシード2』のようだ。
きっと面白くないに違いない。
個人的に鎖国というのは一国で世界が
完結する点で理想的な国家体制だと
思っている。
資源を何も持っていない我が国では現状において
最も実現不可能な体制である。