キングダム

朝も早ようから満員電車に乗って川崎へ。
『キングダム』平日初回上映をヨロピク鑑賞。


オープニングは『ザ・ソルジャー』を思わせるどポリティカルな造り。
合衆国の石油消費量グラフがにょきにょき伸びていき
それがWTCのシルエットとなって旅客機が突入する様に震撼。


タブス率いるわずか4名のFBI捜査官チームがサウジへ渡航
ブラックホークダウン』のモガデシュさながらな危険地帯に
乗り込んでの特捜最前線
捜査官チームの警護にAH64が随伴しないとおちおち現場にも入れないヨロピクぶり。
当然繰り広げられる銃撃戦も製作・マン仕込み(かどうかは知らんが)のヨロピク具合。
AKもRPGもヨロピク炸裂。おまけにプラスチック爆弾も大爆発。
タブスの突入、おっかない。


ゴイスな銃撃戦の果てに聴かされる残酷な台詞。


ラストのあの台詞こそ、いまの殺戮の世界を動かしている現実に他ならない。


正義を語る事は平和を語る事ではない。
星の数ほどある正義が戦争を産んでいるのだ。


その正義をまげる事はいかなる国家にとっても願い下げであり、
世界は常に自国の正義で廻っていると錯覚するのが国家である。


キングダム ラストマッチ 1998年1月28日/3月20日 [VHS]

キングダム ラストマッチ 1998年1月28日/3月20日 [VHS]

Lovely Times

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