オレタヤ作戦 - 『メイド喫茶サンダードーム３６房』日記

未明
ヤクザ漫画をラクガキ。
同じく背景キャラの機動隊の資料が見つからずイライラ。
ラクガキ投げ出して買ってきた『昆虫大戦争』ＤＶＤを眺める。

抱腹絶倒。
オーディオコメンタリーが。
樋口真嗣・みうらじゅんによる、実に無軌道、観たまんまを語る
だらだらとしたぼんくら雑談。
むやみにチコ・ローランド（誰だよ）を推し、むやみに作品から松本清張イズムを
読みとろうとし、挙げ句ジョン・ウーは本作を観て『ブロークンアロー』を
撮ったという結論に。

本作冒頭、ぞんざいな管理での運搬の上に昆虫軍団に襲撃されロストする核弾頭。
その際発動したコードが『オレタヤ作戦』。
折れた矢・ブロークンアローである。

清張イズムに絡めて野村芳太郎監督の名が頻繁に登場するが
本作にビタ一文関係なし。

川津祐介がやさぐれた青年を演じ、その名も秋山ジョージ。
ジョージ秋山先生はここからペンネームを採ったのかという
白熱しない議論。

海辺のシーンでは『海女を出せ』とみうらじゅん。

『毒虫をありがとう。』
『毒虫のような女だ。』
毒虫を絡めたグーなフレーズの数々も見逃さないぼんくらコメンテイター。

くだらないにも程がある面白さ。

どうやら本作を含め３本の映画に連続してコメンタリーを付けてるらしい。
他のコメンタリーも聴いてみたい。