奇談・人形使い

暑い。


灼熱の地獄を這い抜け、冷房の効いた大型書店を小3時間ほど徘徊。
夏らしく肝を冷やすべく納涼怪談本コーナーを占拠。だらりオカルト書籍を物色。
心霊写真!怪奇物件!!猟奇殺人!!!都市伝説!!!!
実に多種多様な怪奇本が出てるモンですよ。
写真が充実した図鑑系は眺めてるだけでドキがムネムネするわい。


オイラの大好きな怪談『生き人形』の検証記事を扱った本と
心霊写真やらの恐怖画像が満載の怪奇図鑑を買って帰る。


灼熱アジトで納涼怪奇読書。
『生き人形』の原典となる人形劇『呪夢千年』がよもやこんなにも
エロティックな人形芝居だったとは知らんかった。
公演の記録写真も掲載されており、生き人形本来の姿を見ることができる。
記事は人形の怪奇性よりも人形師前野博の実像に迫ったものでこれまた興味深い。
かつてのアングラ暗黒人形劇の偉才に光を当てるドキュメントとして面白く読めた。







この世には不思議な事などなにひとつない。