人情射的場・『家族』

ウォルター昼
ぶらり秋葉原


先に購入したマグプルのコスタポケットを試すべく秋葉原サンダーランチへ。

コスタポケット、ティッキ、ウィルソンコムバットSDS。
こんなモン詰め込んだ鞄を抱えたまま巡査にモシモシされたらどうなる事か。


コスタポケットの作動は良好。ゴキゲンなトランスフォーマーぶりを遺憾なく発揮。


ひとりで遊んでたらば、隣のレンジにお父さん・お母さん・娘さんの家族連れが入室。
一家で結構な数のハジキを抱えている。
なんでかしらんがお父さんがわざわざ出向いてオイラめに
『素人が隣でお騒がせします』とご挨拶してくれた。
こんな律義な挨拶をされる方は見た事がない。
昔の鉄砲趣味が再燃したらしく、一家での行楽射的らしい。
お母さん、娘さんは特にこれといった指導もなくハジキを撃っている。



皆さんで楽しく鉄砲遊びをされる横で、コスタポケットを見せびらかし射撃。


途中、外国人親子のギャラリーがレンジ外に張り付く。
やはりコスタポケットには興味津々の様子。


一時間の試射を終了し、お先に退室。
この際にもお父さんがわざわざレンジから出てこられてご挨拶下さる。
よほど興味が涌いたのか、コスタポケットについてあれこれご質問されてこられた。
あれこれお尋ね頂き、最後に『何処で買えるものなんでしょうか?』というご質問。
本当に欲しいと思ってらっしゃったのだろうか、
『お高い輸入パーツに、国産自動拳銃をバラバラに分解してそのパーツを組み込んで自作する』
という敷居の高い回答に心底残念そうな顔をされていた。
さすがにそこまで手が出ないんだろうけど、いつか国産メーカーがお父さんの
物欲を満たしてくれる事を願うばかり。
二度と会うこともないだろうオイラめに、
『またお隣りになる事がありましたら宜しくお願いします』という言葉。
お父さん、ここが気に入ったのだろうか。これからも通うつもりなんだろう。


末長い道楽にして頂きたいもの。



そんなこんなの秋葉原人情射的旅。