『ザ・バンク 堕ちた巨像』

未明
久々にテレビで映画を一本まるまる観た。


よりぬき映画つぶやき。ネタばれあり。
>素晴らしい構図、素晴らしいキャメラワーク。
>死体だけが増える。
憲兵隊。
>修正される証言。
>盗聴器。
>戦争を管理し、戦争当事国を金で支配する。
>素晴らしい狙撃スタイル。
>口封じ。
>別に狙撃手がいたのかしら。
>どこまでも抑制された演出。
>管理戦争。
>『戦争は変わった』
>一致しない弾道。
>第一狙撃手は第二狙撃手の存在を知らない。
>義足の男。
>尾行。
>暗殺指令。
>暗殺部隊。
>ステイアーTMP。
 (形状とフルオート射撃からスイスBT・TP9、ではないかという指摘を頂いた。)

 
>ハードな銃撃戦。
>途切れる線。
>保釈金金融。
>CIA。
>軍人。
>誠実な共産主義の犬の転向。
>システム。
>『愛国者たち』
>切り捨てられた巨悪。
>システムの一部。
>暗殺者と化す捜査官。
>なにも変わらない。なにも変えられない。
>素晴らしく不毛なシステムのなかの茶番。
>『ザ・バンク 堕ちた巨像』。



スケールの割には演出が抑制されていて、陰謀サスペンスとして重厚に仕上がっている。

なによりキャメラワークがとても素晴らしかった。
監督はトム・ティクヴァ