「食人族」と「フィーリングラブ」 ルッジェロ・デオダ−ドの振れ幅
部屋を大掃除中。特に書く事なんかないわ。
ビデオの山の中から「食人監督」・ルッジェロ・デオダ−ド監督の
日伊合作純愛映画「フィーリングラブ」なんかが出て来たり。
劇中、人食い人種は出てこない。
なんか変なニンジャ映画やらもポロポロ出てくる。
「桜ニンジャ」「クラッシュOF ザ ニンジャ」「ニンジャ刑事ダブルエッジ」
「戦場のニンジャ軍団」、あとニンジャじゃないけど「レイダース/失われた
ゾンビ」などなど・・・。昔、世界は「ニンジャ」で回っていた。
食人映画「アマゾンの腹裂き族」という映画も出てきたが、コンセプトが滅茶苦茶。
「エマニエル夫人VS食人族」。イタリア万歳。監督はジョー・ダマト。
劇場公開タイトルは「猟奇変態地獄」。直球過ぎ。
「ニンジャ」「ゾンビ」「食人族」、まさしくこれが「映画」の主成分。多分。
そんなこんなでなんでか知らんが、ケン・ウォールの「ザ・ソルジャー」が
3本も出てくる。中古屋でソフトを見かける度に回収してたみたいだ。
冷戦下の壮絶なアンダーグラウンドウォーを描いた傑作。とにかくスリリング
でキナ臭い、大好きな1本。
この手のテンションの映画は最近だとロバート・レッドフォード:ブラッド・ピット
の「スパイゲーム」が面白かったくらい。
スパイゲームのクライマックスに向かうテンション、爽快感は「ザ・ソルジャー」
のそれ。巧妙な仕掛けが完成されていくスパイ映画の醍醐味がここにある。
それにとにかくロバート・レッドフォードがカッコ良かった。
あとセガール:カート・ラッセルの「エグゼクティブデシジョン」も「ザ・ソル
ジャー」系列といえよう。
それにしても「ザ・ソルジャー」、DVD化してないんか?
「ザ・ソルジャー」を初めて観たのはテレビ放送。今は亡き荻昌弘先生が解説を
されていた「月曜ロードショー」で。荻先生はこの手のスパイ映画がお好きだった
ように思う。「007」や「ファイヤーフォックス」はどれも月曜ロードショー
で観た。
以前Don先生にテレビ吹き替え版を頂いたが、ビデオ版と微妙に内容が異なる。
テレビ版にはビデオ版に無いシーンが存在したりする。
KGBのスパイ養成学校で女生徒が野戦電話の電極クリップを乳首に噛ませられ、
電流拷問の自白強要に耐えるシーンがビデオ版ではごっそりカットされているのだ。
あとエンディングが吹き替え版では何故か「ブルーサンダー」のサントラが
使用されている。
「ザ・ソルジャー」のメンバー中には、若き日のホアキン・ド・アルメイダの姿も。
そうこうしてるうちに「メガフォース」の中古ソフトが2本も出てきた。
「正義は勝つのさ!!80年代も!!!!!!!!!!!!!!!!!!」