7年目のジャッジメントタイム

本日はヴェルファーレでDDT旗揚げ7周年興行。
常に様々な審判を乗り越えてきたプロレス団体DDT。


旗揚げ記念試合は、高木三四郎と一宮さんがそれぞれかつてDDTとゆかりの
あった選手を二人合わせて15万円の予算で集めての同窓試合。
一宮さんは弁当代並のギャラでもって10人集めてきた。
その中に先日も触れた激烈塩分過多レスラー佐野直、そして負死鳥カラスの
姿があった。
普段なら絶対応援なんかしない連中なのだが、先日のテレビ放送を観て何故か
無性に負死鳥カラスが観たくなっていて、実にタイムリーで嬉しかった。
「修繕費貯めろ!!!」「貯金しろ!!!」などとカラスに声援を送る。



対して三四郎は、かつて旗揚げでスーパー宇宙パワーとともに三四郎自身を苦しめた
対戦相手、仮面シュータースーパーライダーただ一人を呼んできた。
セコンドはエキ吉あんちゃん。

試合は有象無象を制して郄木三四郎勝利。
勝利の後、三四郎は仮面さんに7周年の報告と礼を述べた。
真剣に仮面さんに礼を言う三四郎、それに応える仮面さん。
正直涙が出そうになった。感動した。

三四郎はまた、社長としていまDDTを盛り立ててる一宮さんをも限定的に
肯定する言葉を残して退場していった。
一宮さんも思うところあってか静かに三四郎の言葉を聞いていた。


三四郎退場後、何故か塩味佐野がマイクを握って余計な水を差した。
これに一宮さんが激怒し、佐野を鉄拳制裁。この時の一宮さんは最高に熱かった。


とにかく最近の一宮さんの試合には釈然としないものを感じていたが、
この日の一宮さんは最高にカッコ良かった。オイラの大好きな一宮さんを
観ることが出来た。




猪熊:ディーノ戦は凄まじく男塾風味なハードゲイマッチ。
特殊な試合ルールを「男塾:民明書房」風に紹介。というか映像テロップに
民明書房」とはっきり出していた。
理解不能な試合は結局ディーノが制した挙げ句、ディーノ、猪熊を殺す。
場内スクリーンにはデカデカと「死亡確認」の文字!!!!!!!!!!
この日、オイラの中で不振気味だったディーノも最高だった。



KOD無差別級試合、ポイズンがKUDOと対戦。ポイズン:蛇光の奇跡で
蘇った猪熊がセコンドに。
このポイズンのセコンドに付いた猪熊が実に直向にポイズンを支えてて、
一気に猪熊が好きになった。
試合はハードながらもポイズンがこれを制し、KUDOを新興宗教団体
「蛇光」に勧誘。どうするどうなるKUDO!!!!!!????




メイン、KODタッグ試合。
謎の心霊治療の先生に心酔する佐々木貴:GENTAROにMIKAMI:鳥羽
が激突。
常軌を逸した迷走狂信ぶりのアカレンジャーズに、スーサイドボーイズが
過激なハードコアラダー戦法で迫撃するが、そこに謎の心霊治療の先生が乱入、
毒霧でスーサイドボーイズを攪乱、試合はアカレンが制した。
セミでポイズンが見せた緑色の毒霧とまったく同じモノを先生が吐き出そうとも、
それをまったく意に介せないアカレン二人。洗脳は完璧だ。
謎の心霊治療の先生のアピールもなにげに「蛇界」のそれに変化。
知らず知らず、アカレンも「蛇界」アピールを無意識のうちにしている始末。
マインドコントロールの恐怖、である。



大会後、三四郎集会。三四郎の熱を余すところ無く伝播させての最高の
エンディング。
とにかく満足度の高い最高の大会だった。これがDDTだ。




帰りの電車内で、クライシー師匠たちと実写版セーラームーンの話題。
オイラは熱く天海祐希主演のセーラームーンが観たいと語る。
当然天海祐希セーラームーンだ。この話はまた後日熱く語る事に。