喧嘩番長：坂口拓

テレビで「ビーバップハイスクール」の特番ドラマスペシャル。
ビデオに撮りながらちら見。
きうちかずひろ先生の原作を読んだ事も、前作の劇場版も観た事はない。
（きうちかずひろ先生はやはり映画監督としての印象がオイラにとっては
強い。狂犬俳優渡瀬恒彦主演のハードボイルド作品「鉄と鉛」は最高だった。）

このドラマ、見所はなんといっても我らが喧嘩馬鹿、北村龍平監督の鉄砲玉、
「坂口拓」が出演している点だろう。
役どころは「ライバル校の喧嘩好きな総番」。そのまんまだ。
「シャバいシャバい」と、純度の高いピュアな演技、というか素で役に臨む
坂口拓。多分私生活でもこんな風だと思う。三度のメシより喧嘩好き。

ラストのタイマンバトルでは喧嘩番長、総合格闘系のグラウンド技を披露。
解り易い殴り合いのアクションではなく、敢えて間接の取り合いを見せる演出。
まさかと思ったが、そのまさかだった。
エンドクレジット、「アクション監督：坂口拓」。そのまんまか！！！！！！
「ＶＥＲＳＵＳ」の追加撮影でアクション監督に就任した坂口拓は、
「ＶＥＲＳＵＳ」にＰＲＩＤＥ的総合格闘を取り入れていた。
榊英雄を三角絞めで絞め上げ、嘔吐にまで追い込むガチのグラウンド。
今回のビーバップハイスクールのクライマックスで、坂口拓は榊英雄との
死闘を再現してみせたのだ。
坂口拓のバイオレンスアクションに付き合わされた小童どもも災難だ。

地上波で坂口拓が大暴れ。良いもの観た。

あと不良たちの憧れの格闘家「橋本真也」役に「橋本真也」が登場。
「坂口拓の眼、飛んでるやん！！！！！！！！！！！！！！」