「ドーン・オブ・ザ・カニバル・ホロコースト」

ハインド対食人族


続き。
開け放たれた兵員乗降ドアから武装食人族へ、AKの銃撃が降り注ぐ。
モスクワ市内は感染者と死体で埋め尽くされ、地上降下はもはや不可能。
機内からの銃撃に専念するしかない鎮圧部隊。



テレビ放送局は占拠され、ロシア国内の惨状を報告していた金髪碧眼の美人
キャスターはタイトなスーツを引き裂かれ武装食人族に輪姦されていた。



いたる場所で殺人とレイプが繰り広げられている。



食人族の上空を擦過するハインドの編隊。
地上から激しい銃撃を受けている。機体はすでに蜂の巣状態。
金髪碧眼隻眼の女士官、シャラシャ―ル少佐がビルの屋上でRPGを抱える
武装食人族を発見する。
「ドライバー!!!!機体を90度右旋回!!!!!!!!!!!!!!!!」
発射されるロケット弾。伸びる白煙に、T字状に機体の側面をむけるハインド。
乗降ドアから機内に進入するコースをとる弾頭。
ドア前には新人の金髪三つ編み眼鏡のニコラ伍長が立っていた。
「ニコラ伍長!!RPGをくぐれ!!!!!!!!!!!!!!」
ニコラ伍長の脚を少佐が払い、伍長の身体はマトリックスキアヌ・リーブス
が披露したブレットタイム弾丸くぐり状態に。
機内に突入し、伍長の仰向けの身体の上を飛んでいくRPG弾頭。
開け放たれたもう一方のドアから機外へ抜けようとするロケットの飛行安定板が
、ニコラ伍長の胸周りのハーネスに引っかかる。
「あわわわわわわ!!!!!!!!!!!!!」大きな胸を振るわせ、手をばたばた
させる伍長、そのままロケットとともに機外へ放り出されてしまう。
「伍長どこいくのー!!!!!!!!!!!????」と空に手を伸ばす少佐。
伍長は途中でロケットに振り落とされ地上に落下。ロケットはそのまま隣を飛んで
いた僚機のハインドに命中した。
僚機に搭乗していたセルゲイ中佐の絶叫が響く。
「シャラシャ―ルてめえ覚えてろよ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハインド一機墜落。MIA一名発生。


続く。