「俺だけのハッスル」、そして「ハッスルど真ん中」。 ビターン!!!!!!


横浜アリーナにて「ハッスル4」観戦。
エンターテイメント性を重視し過ぎ、ドラマ部分が過剰に特化、先鋭化。
甚だしい勘違いの結果、大会演出が悪い方向に進んでいる。
とにかく島田の馬鹿と、グレイシー道場破り失敗の安生、ZERO ONE中村専務、
笹原GMの絡みは冗長で、大会を超絶に中だるみさせる。
ただでさえ試合がたるみきっているのに。



第一試合、スパンキー:カズ・ハヤシの対戦相手選定を失敗している。まるで盛りあがらない。
訳の解らん外国人よりも、MIKAMIとかを呼べばいいんだ。


第二試合、ハードコアロイヤルランブル。最高だった。ハードコアだった。ECWだ。
ハードコア過ぎて、DANGAN田中将人がギターでコリノをガチで弾丸乱打、挙げ句コリノ失神。
金村キンタローは相変わらずうまい。




第三試合、最悪。プロレスが出来ない奴はロープ跨ぐな。ハッスル仮面は正直いらない。



ハッスル軍:高田モンスター軍対抗戦。
全日本川田がついに!!!!!!
「ハッスル4」の大会ポスターは、毎回念力絵師金子ナンペイ先生が描かれているのだけど、
今回ポスターの川田はトラックスーツを着せられていた。



川田入場。「燃えよドラゴン」が場内に鳴り響き、現れた川田の姿は、なんとトラックスーツ!!!!
キルビル」風の、ワッペンがいっぱい貼り付けられたライダージャケット状トラックスーツを
脱ぎさると、下はブルース・リー師父同様ツナギ状のトラックスーツ姿。
ヤッチマイナ―!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


「俺だけの王道」から「俺だけのハッスル」発言。川田は変わった。自称「ハッスルK」へ。



対抗戦、あとは特筆すべき事なし。よく憶えてない。
憶えてる事といえば、オタク怪奇派レスラー:サイコ・ザ・デスが、相手の技を実に綺麗に受けて
みせた、というぐらいか。とにかく感心してしまうぐらい、100%見事に受けてみせる。
たぶんサイコ・ザ・デスが高田軍の中で一番上手いプロレスラーだ。



橋本真也:ガマ大王戦。訳解らん。どうでもいい。橋本真也には、「破壊王橋本真也」であって欲しい。
全日本川田ファンが、川田のトラックスーツ姿に拒絶反応を示す気持ちがなんとなく解った。



第八試合、これまでのだらだらした試合やド素人コントがすべて帳消しになった。


小川直也、遂にあの長州力とがっちりタッグ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
試合開始まで、小川のタッグパートナーは「X」となっていたが、場内に鳴り響く「パワーホール」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
長州力入場!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!最高だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
小川:長州の遺恨因縁をすべて吹き飛ばし、ど真ん中長州が暴走王小川直也と握手!!!!!!!!!!
これ以上のハッスルはない。夢を観ているようだった。感動した。これがドラマだ。



クライマックス、高田総統と対峙する小川、橋本、川田、長州。
高田さんの絶好調な喋りにOH、デンジャラスK、そしてあの長州までもがマイクで応酬。
高田さんの「なんだお前らのコスプレは!!!!!!!」に、場内大爆笑。
一番金のかかったコスプレを愉しんでるコスプレイヤーは、高田延彦自身なのだから。
挙げ句長州、「高田、なにマンガの世界に浸ってるんだ!!!!」と痛烈な一撃。ど真ん中だ!!!!



とにかく長州力にビビってたじろいだ「ハッスル4」。
島田安生の小芝居はもういらない。ビターン!!!!!!!!!!!!!!!



長州力だけがガチ。




帰り道の新横浜の本屋で吉崎観音先生のイラスト集「Mine BluE」、
鈴木みそ先生の「銭」弐巻購入。




帰りの電車内に矢沢永吉アニキのニセモノ多数。国際競技場は永ちゃんでハッスルだったようだ。
車内座席対面に、滅茶苦茶気合の入った永チャンコスプレ。ニセモンでもカッコよかった。