PRIDE28:冬のソナタ

さいたまスーパーアリーナへ遠足。「PRIDE28」観戦。
適当に雑感。



ヴァンダレイ・シウバ:クイントン・ランペイジ・ジャクソンの壮絶な死闘。
シウバもいまや王者の貫禄。ギラついた貪欲さよりも、護る者の崇高な意思がその姿から感じられた。


クイントンの衝撃的なダウン。シウバはその意思と純粋な殺意で試合を征した。



ミルコ・クロコップジョシュ・バーネット戦。何も起こらなかった。
肩のアクシデントによりジョシュがタップアウト。




マーク・ハントダン・ボビッシュ戦、ボビッシュ昏倒。K−1王者マーク・ハントの脅威。



そしてチェ・ム・ベVSソア・パラレイ戦。第二試合ながらある意味この大会の裏メイン。
大韓民国からやって来た「チェ様」。
テクニックはない、パワーもない、これといって特筆すべき事はなにもないんだけど、
とにかく折れない。倒れない。
地味な試合展開の中、ソアの打撃を何発受けても怯まなかった。
あまりにも無防備に、放たれた打撃を全部受け、それでも倒れないチェ様の姿にやがて場内が騒然。
そしてそれは熱狂に変った。壮絶なる不動、チェ・ム・ベ
顔面を朱に染めてなお殴られ続けるチェ様。
さらに驚くべきは、これで勝ってしまうところである。
さすがは北朝鮮と長期抗争状態にある国から来た男、である。
チェ様。







PRIDE28の裏番組で大好きな三田佐代子さんがコスプレ。
PRIDEに来といて、なぜか心に孔を穿たれた気分。
正直、三田様観たかった。まさに興行戦争。