雪の横浜三十六房
朝、発作的に前日の深夜から始めた「メタルギアソリッド3」2周目をクリア。
無限装弾のパトリオットを手に、逃げも隠れもしない「俺に弾は当たらんのだ」プレイ。
敵陣に、こっそりどころか始めから弾丸をフルオートでぶち込みながら突入。
窓の外を見ると雪が降っていた。
そんな事知ったことかと、横浜へ出かけてキム・ヒョンテ先生の画集を購入。
正直、この手の絵を描く人間は日本にも腐るほどいる。が、キム先生はそれに
「エロス」という重要な付加価値を付ける事によって頭ひとつもふたつもリードした。
肉質が放つ官能。「色気」を漂わせたキム先生の絵は、なによりも魅力的。
Oxide 2x キム・ヒョンテ画集 (Beam comix)
- 作者: キム・ヒョンテ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2004/03/31
- メディア: ハードカバー
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かつて村田蓮爾先生がブレイクした後、プロ・アマ問わず多くの亜流作家が現れた。
キム先生もこの亜種の中の才能の一つなのかも知れない。
だが見事にそれらから突出することに成功している。これはとても重要な事。
「蛇は一匹でいい」という、とても難しい話。
流行の画柄、作風という物は確かにある。けどオリジナル一人がいれば充分だとも思う。
多くの亜種は、その多くの中に埋没するのが定め。
そこを乗り越えるのは並大抵の事じゃない。