「エロイカより愛をこめて」

朝。２８日に向けてエロ漫画描きをしてたらば、暴力の都和光市からＺＥＫＥが平和な我が家を急襲。

丁度良いので息抜きに買い物外出。
オモチャ屋でお高いトレーディングフィギュア「繭の一族２」をざらーっと購入。
目当てのレイマ・ライマのラルヴァバージョンは出現せず。
お姉様っぽいテレ―バが出て来たのでまあ許してやる事に。それにしても高い。

予告編がすんごく面白そうだった大恋愛映画「ロング・エンゲージメント」購入。
監督は「エイリアン４」のジャン・ピエール・ジュネ。
エイリアン４、あんまり良い評判は聞かないがオイラは大好き。変だから。

ロング・エンゲージメント 特別版 [DVD]

エイリアン4 完全版 アルティメット・エディション [DVD]

本屋で発作的に「エロイカより愛をこめて」文庫サイズ版をざらーっと購入。
やっぱり面白い。
乙女漫画にもかかわらず兵器描写、考証はかなり精密。内容もスパイ活劇としてとても濃密。
冷戦終結後の赤の広場に立った「鉄のクラウス」の姿はある種の衝撃と感動。
「マスターキートン」などを読んだ時に感じる、独特の「あの空気」を、「エロイカ」にも感じる事ができる。
世界を覆うポリティカルな問題、軍事緊張、国家、民衆、そういった「空気」だ。
でもまあ基本はドタバタスパイサスペンスコメディ。その辺のバランスも見事。
無理にとは言わんが、お勧めの逸品。
文庫版１６巻には「萌えよ！戦車学校」にも登場した「戦車乗り・エーベルバッハ中佐（昇進）」の
姿も拝める。

エロイカより愛をこめて (16) (秋田文庫)