ポルノ漫画の日

男前漫画書店にてエロ漫画を大量購入。


黒龍眼先生の「推定痴女」:眼とハナ廻りがとても特徴的なタッチの黒龍眼先生。
顔面の造形でエロスが語れるマエストロ先生である。
顔といえば、以前オイラの描く女の子の顔を、黒龍眼先生(多分そうだったと思う)に
「犬顔」と評された事があったような気がする。言い得て妙。
自分でも女の子の横顔画は犬顔だと思う。


「発情」、「クロスフェード」は最高の2エピソード。時代は劣情に駆られるインテリ美女。


月野定規先生の著作各種:まとめ買い。
この先生の素晴らしさは、「女の子が感じる気持ち良さ」を画に描き出すトコロ。
セックスにおいて「女の子」が感じるであろう快感を、男性に理解させるというのは
実に重要な演出テクニック。
男性本位の描写だけでは、実のところエロ漫画というのは不完全なものである。
逆に男性の快感を描写し得ないエロ漫画も、これまた不完全なものである。
女性的な甘く敏感な性感描写に、男性的な射精表現を兼ね揃えた究極のポルノこそが
ふたなり」というジャンルなんだと思ったりもする。
見苦しい男を描写から排除しつつ、射精描写をより特化・局限化できる、これこそ
ソリッドでもリキッドでもない、ソリダリティポルノである。


ちなみに購入した月野先生の作品「♭37℃」「♭38℃」にふたなり描写はない。