カプリコン1


マス北野のオカルト特番。
なにはなくともUFO映像。
贋作も多かろうと思うけどUFOだけ観られればそれで幸せ。


目の前の重要案件を放り出して、責任ある国策の場でオカルト質疑を
さらす議員がガン首揃えてくれるのはいかがなものかと思っているけど、
UFOは大好き。


音もなく忍び寄る得体の知れぬ奇怪なシルエット。
脅威といえば脅威。
しかしてあまりにも現実感が稀薄であり、
ヴィジュアル以外にその存在を確定するものが非常に乏しい。
実体がない影であり、影の主が存在しない、一種のオカルト現象である。


過去姿の見えぬ敵による自国民拉致のステルス任務を長年に渡り
見過ごしてきた我が国にとって、オカルト現象ごときこれを
それ以上に深刻な存在として議論するステップに今はない。


政府がその現象を存在として認識するには、UFOが明確な乗り物であり、
機体、及び搭乗員の軍事性、政治性が現実問題として明らかになって
からである。


脅威を認識してからその対応を議論する事は後手である。が
現実に展張する周辺軍事緊張には鈍感であり、
戦争放棄を無責任に謳った我が国の戦争遂行機能は
オカルトの脅威に対応する以上に後手なのである。
UFOと戦争する以前の話だわい。



番組はUFO以外にも眉唾な映像をポロポロお取り扱い。
お化けに怪奇生物にエスパー。
アポロ月面着陸捏造疑惑は昔から語られてきた陰謀ロマン。
カプリコン1