緑の切妻屋根

夕方
またしても秋葉原
日暮れ迫る中、巡査たちが徒党を組んで
オタクのお荷物を道端でひらげるのももはや日常の光景。
警察のおかしげな活動が当たり前のモンとしてこの街に定着した。
巡査たちの地道な活動の成果である。


今日も今日とて新型まんだらけ探索。
前回ちょいと踏み込みの浅かった古書籍階の品揃えなどを改めて偵察。


本日の購入書籍。

角川書店赤毛のアン・イラストレイテッドコレクション』
いま巷で話題の赤毛のアン。その記録書籍。92年初版。
思いのほか高額。
お高い。
定価の3倍弱のお値段が付いている。


マシュウの
『エイヴォリー奨学金を取ったのは男の子じゃなかったろ。
 女の子さ。わしの女の子だよ。
 わしの自慢の女の子じゃないか。
 アンはわしの娘じゃ。』
で泣く。



『月刊アウト』数冊。
かつてアニメ業界のポルノ誌と呼ばれ、その過激さ故に滅んだ伝説のアニメ雑誌
小学生〜中学生時分に読んでた辺りを購入。
部屋のどこかに同じモノが潜んでるはずだが発掘するのが億劫。


写真のアウト1987年3月号は、表紙からもうかがい知れるように
玩具の話がメインであり、本分であるアニメに関する記事は16ページしかない。
ジャンルの数だけ専門誌が存在する現在とは異なり、あらゆる
情報が一冊の中に網羅され、オタクの好奇心を一身に背負ったような混沌の内容。
娯楽読み物としても非常に面白い造りになっている。
アニメ記事もデタラメな企画がまかり通り、

押井監督が『クレムリン』『道場』と揶揄する宮崎駿一門のヒロインが
プロジェクトA子を紙面上で演じるなどという事も。
宮崎駿監督の『セーラー服が機関銃を撃ちまくるような作品は』発言を
受けての紙上テロリズムである。
クラリスのセーラー服パンチラが悩ましい。


 
今回の収集目標のひとつ、『鬼屋繁盛記』。
もはや知る者もなかなかにいないであろう本作。
味な読み物漫画で好きだった。



あとはBクラブなどちょろちょろ。

香貫花クランシーのヌードフィギュアが紙面を飾る古き良き時代。



時代。


まんだらけ探検後は界隈の箱個人商店など巡る。
女子中学生のエロ人形をお安く購入。
 
欠損箇所を補修したB級品という扱いで出品されていたのをお買い上げ。
 

この腰つき。女子中学生の肢体が凶器となる構図。