「コミケ」の「コ」は「コムテグ」の「コ」

という訳で冬コミ。Don先生方にて委託参戦。
微々たる部数のコピー誌はおかげさまで完売。Don先生に半田先生、寄稿して
頂いた水上先生、買って頂いた皆様、本当に有難う御座いました。

いま自分のコピー誌を眺めてみると、思ったほど新作部分があまり無いね。
まめに買って頂いてる方には損をさせているような気がします。申し訳ないです。
表紙、わけわからん。「エマ:ヴィクトリアンガイド」みたいな感じに
しようと思って、まわりにごちゃごちゃ色んな小物を描こうとしたが、
ハインドとトカレフ描いて飽きた。
とりあえずメルダ−ス:エマが描けたからこれでいいや。


水上さんにだらだらご挨拶したり、いろんな方からいろんな物を貰ったりあげたり、
エロ同人誌を買ったり、エロ同人誌を買ったり、エロ同人誌を買ったりした
愉快な一日でした。

撤退後はDon先生、半田先生、フエタロ。さん、ZEKEで打ち上げ会。
世のエロスについて高尚に哲学的に語り合う。
あまりに高尚過ぎて、遂には店のトイレの備え付けのピンクのトイレットペーパー
がエロいという話しに。奥が深い。

あとZEKEはたまに何言ってんだか解らなくなる。お前は榊英雄か。


新潟帰郷のDon先生方とお別れ後、フエタロ。さん、ZEKEとハードコア
カラオケ大会。オープニングはフエタロ。さん歌う梶芽衣子の「修羅の花」。
オイラは延々浜田省吾を歌う。だーれーもがー。
あと初めて長渕剛も歌った。あれ歌じゃない。生きて生きて生きまくれ〜。
ガンダムW★ING」歌ったら映像で、壮絶にカッコイイ、トレーズ・クシュリ
ナーダ閣下のご尊顔が拝めた。
あと「t.A.T.u」をにゃーにゃー歌った。ナス・ニェ・ダゴーニャット。

なんだかんだ歌った挙げ句エンディングはフエタロ。さんの「ダグラム」。
ハードコア。

いやはや愉しい一日でした。みなさんお疲れ様でした。



冬コミ戦利品
今回もカタログ買わずに適当にぶらぶら。
「これは絶対手に入れる!!」と意気込んでたのは、園田健一先生の「エマ」
と、爆乳フルネルソン様の「エマ」本。前者メイドエマ、後者はエマ・シーン

園田先生のエマ本はシャーリー度がかなり高し。わたくしめ的には
シャーリーはいらん子。なんでこんなに人気があるのか、正直解らん。

園田先生入魂、顔にポル−シェを押しつけられるエマは最高!!!!!
あとDon先生が唯一「鉄砲+エマ」を困り顔で熱く描画。
Don先生のエマが見られてもう最高!!!!!
未遂だったが、広江先生も鉄砲エマを描いていた。こちらはTEX-MEX
新刊に収録。

今回の冬コミ、結局エマ本は他に大して見当たらず。


爆乳フルネルソン様のエマ本は純度100%のエマ・シーンエロ本。
とにかくエマ中尉がエロくて最高。巻末にはメイドエマ・シーン
考えることはみんな同じ。


新田真子先生の婦警本。とにかく本当にもう新田真子先生は素晴らしい。


伊藤一蔵商店様の「男の闘い」シリーズ。今回初めて、偶然目にした
サークル様。記号化されたような簡素な絵柄なんだけど、それを
すごく色気たっぷりに描き上げておられ素晴らしい。

新田真子先生といい、このサークル様といい、シンプルな絵柄から最大
のエロスを引き出す巧みなキャラクターデザインと描画演出は本当に
素晴らしい。


くらやみジョウ先生の「ライアットガール3」。待望のオフセット新刊。
独特の画風で繰り広げられる殺戮ハードバイオレンス。最高。


六鹿文彦先生の「装甲天国」別冊ほか数点。やはり「画」には「萌え」と同時に
「味」というものがすごく重要。上記の先生方や六鹿先生の画には「味」が
あって大好き。今回も可愛い戦車娘まみれ。素晴らしい。


NYLONLOOPER様の「デストロイヤー」。「キルビル」と「デッド・オア・
アライブ」の衝撃の融合。しかもエロ。「姦っチマイナァ!!!」


野村花壇様のリップヴァンウインクル本。女性的でかわいらしく繊細なタッチの
エロマンガ。素敵。ウインクル大好き。


あとはニコ・ロビン本を少々。ニコ・ロビンは良いオンナ。
本編読んだ事もアニメ観た事もないけど。こんなところ。いっぱい買ったな。



Don先生と水上先生、拳汁無宿様から新刊を頂きました。
有難う御座いました!!!!!!!!!!!!!!!


あとDon先生にはいろいろな本を買って頂きました。申し訳ないです。
天才:山本貴詞先生の新刊やら広江先生の新刊やらマカロニウエスタン
やら、カリスマもっちー先生本やら。有難う御座いました。



Don先生のご本はグァンドゥアムゥスィードゥオのヌァトゥアルゥ本。
オンナの情念が交錯する官能ダークファンタジー。素晴らしい。

先生から頂いた他誌に寄稿されておられる美少女キャラのハードオナニー
短編も凄い。女性を下半身で魅せるのは、ストレートなようで難しい。
胸をいやらしく描くのも難しいが、色っぽい下半身を描くというのも難しいもの。
先生のプロフェッショナルな一連の流れ、巧みなマエストロ描写。素晴らしい。


元ネタを知ってれば、キャラクター背景などもあいまってもっとエロく見えた
やもしらん。勉強不足。


あとはなんといっても「園田屋」様でのDon先生エマ。Don先生信者で
エマ好きにはたまらん一枚。最高。



水上先生の新刊は「内野君と川島さんの夕立な日リローデッド」。
以前拝見した前作は石森章太郎タッチのコマ演出だった。
今回は新たなコマ割りで切ない日常恋愛のひとコマを可愛らしく演出。
オイラの頭からは1000年かかっても出てこないであろう切なさ炸裂な
青春模様を、軽快かつ丁寧に描きあげる水上ワールド。
画面の密度と、キャラクターのライブな動きの表現がまた眼を見張る。
オイラは背景をほとんどまったく描かないが、背景の密度で見栄えは驚くほど
変る。
アクションでは3ページ目の扇風機のコンセントを引っこ抜く画が素晴らしい。

16ページ目で女の子に猫耳が生えてるが、やはりこれは「いたずらわがまま子猫
を拾う」というのがテーマにあるのだろうか?
生々しい同棲ものよりも、こういう、ある種押井守監督の実写「ケルベロス地獄の
番犬」のような、「夏休みに、拾った犬と過ごす幼い主人の日常」みたいな
感じが良い。水上先生には是非一度、映画「ケルベロス地獄の番犬」を
ご覧になって貰いたい。アクション以外で、何か得られるやもしらんです。


「雰囲気で引き付ける漫画」、これは結構根が深くむずかしいジャンル。
雰囲気が大事なんだけど、雰囲気だけじゃ駄目という、過酷なジャンル。
というかどのジャンルもそうなんだけど。
まあ漫画に簡単なジャンルなんてないのかもしらん。


漫画は難しい。




冬コミ、この他にはさらに!メガクルーザー貰いました!!!!!!!!!!!!!!!!!
「正義は勝つのさ!!!!!!!!2004年も!!!!!!!!!!!!!」
来年はきっと良い年。