『ブックオフ・ファックオフ』(掟ポルシェ)
昼。
だらだら起床。
炎天下、自転車を漕ぎ出し映画でも観てやろうと出掛ける。
上映開始までお時間があったので、最近近所に出来た中古本屋ブックオフに涼みに。
立ち読み推奨という変わった営業方針のため、ゴイスな客の入り具合。
大野安之先生の『ゆめのかよいじ(ヤングキング版)』、伊藤明弘先生の『テイク・ザ・Bスタジオ(BREN303名義)』、
そして以前くらやみ先生から頂いた平野俊弘先生・森木靖泰先生の『黄金の戦士』が、各々わずか105円という
侮辱的、冒涜的な価格で叩き売られていた。
ブックオフは古い本には値段は付けないとは知っていたが、ここまでとは。
高値のプレミア価格で売れば良いというわけでもないが、これはあんまり。
安いのは良い事に違いない。でもモノの価値を古いというだけで否定するのは罪悪。
『本は読み捨て』が基本的な考えにあるのだろう。『愛好』とは程遠い『消費』の世界だ。
さらに言えば、昨今のオタクの世界もこれに近いような気がしてならん。
だれもかれもが愛情を流行で使い捨てている。
モノの価値の判らんこんな本屋には置いておけんとすべて回収。
小説コーナーを覗く。
探してた『メグ』の文庫版『メガロドン』を発見。これも105円で購入。
ブックオフってなんでも揃ってて便利だね。
古書販売の光と影にうめく。